こんにちは、Workaholicです。
最近ITエンジニアには転職できたが給与が十分でなくカツカツだ!手取り10万円台で生活が出来ない・・・など、なんとも悲しい声をSNS上で見受けられます。今回ITエンジニアの転職事情にまつわる部分について少しお話をしたいと思います。
・憧れのITエンジニアになったが・・・
ITエンジニアを志望し独学やプログラミングスクールに通う方をよくSNS上で見かけます。ただ経験が無ければ転職が難しい業界の為、大半はなかなか仕事見つからないなど転職事情は大変厳しい状況です。
ただ中には無事企業に正社員の内定を決める方もいらっしゃいます。しかし転職後の状況はどうなのかと様子をうかがうと、残念ながら本人の希望する事は叶えられていない方が大半のようです。
具体的には以下のような状況です。
・技術的要素が少ない仕事をしている。
・事前に学んだ知識と業務知識が違いすぎてついていけない
・会社規模が小さく給与が低い(手取りが10万以下のパターンも)
まとめると「自分が思っていたより事前に学習した内容は生かせず、給与が安い」という事です。
とても悲しい現実なのですがちゃんとこれには理由があります。
そもそもの話、ITエンジニアで求められる知識は「プログラミング」だけではありません。どちらかと言えばITエンジニアの仕事の一部に「プログラミング」が含まれるくらいの認識です。その為、プログラミングスクールを出たところでITエンジニアの業務について行けるだけの実力はなく、事前に学習した知識は生かせないケースが発生します。
理想と異なっても給与が高ければ多少の我慢は出来るのかもしれませんが、経験やスキルを活かせてない場合には、転職後の会社規模や給与を落とさざる負えない状況になります。殆どの場合、ITエンジニアに限らず給与はスキルより就職した会社の規模によるので給与は必然的に下がることになります。
・IT業界の階層構造
いわずもがなIT業界はピラミッド型の階層構造で上層か下層へ仕事がどんどん中抜きなれながら流れていきます。
私自身この構造が良いとは思っていません。ただこれを悪だ!!と述べて業界全体を変えることはまず無理でしょう。自身が活躍して会社のレベルを上げて給与を高くすることも現実的とは言えません。しかし上層に入れない限りは高い給与を得ることは難しいのです。
同じシステム開発をしていても、自身が所属する企業によって大きく給与が異なるのです。理不尽にも感じますが「仕事の案内料」という事でそれがまかり通っているのが現状です。
・じゃあどうする?
殆どの場合ITエンジニアにある程度の給与の高さや、仕事の安定感を求めてると思います。「ITが好きだから給与なんて低くてもOK!!」なんて人はまずいないでしょう。満足とは言えない給与ではモチベーションも続きませんし、まず生活も出来ませんよね。
給与を手っ取り早く上げる方法はキャリアアップ転職や副業となります(宣伝ではないので具体的に何とは言いません)ある程度経験が必要にはなりますが、まずはITエンジニアとして経験を積みそれらに挑戦をしていく姿勢を持つことが大事です。私の場合はITエンジニアとしての副業をメインとしていますが、人によっては転職、フリーランスと様々なケースがあります。どれにも共有している事は言われたままで活動していると何も達成できないという事です。
努力の方向性を間違えると大変なのですが・・・まずは自分の目標を立てて行動をするようにしましょう。
・最後に
中には初めての転職で納得できるような仕事や給与が得られる企業に就職された方もいらっしゃいます。それであれば特に問題はないのですが、とりあえず内定が出たから飛び込もうという考えでは搾取されがちです。内定が出たことは嬉しいとは思いますが、本当にあなたが納得できる仕事が出来るのか?給与が得られるのか?と言う点を確認した上で先に進むことをオススメします。
仕事は人生の一部です。判断は慎重に行きましょう。
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