こんにちは、Workholicです。
最近ITエンジニア界隈の情報商材屋さんについて軽くお話をしたいと思います。
・即ブロされるようになった。
ここ数年間、短期間で情報商材屋さんは激しく入れ替わりを起こしています。
具体的には以下のような流れが数か月の間に繰り返されるようなイメージです。
①人集め(IT初心者)で商材販売
②現役エンジニア指摘or運営失敗
③大炎上
④跡形もなく消える
⑤新しい商材屋が生まれる
以降①に戻る。
私はこの②で運営に対して質問や矛盾的の指摘を行っているのですが、最近即ブロされるようになりました。
少し前であれば「自分たちの教材は正しい、指摘のような心配などない」と返されたものですが、最近ではそれすらありません。
一つ質問をしようものなら即ブロック、場合によっては何も質問していないのにブロックをされることもありました。
察するにある程度先回りをして、自分のビジネスに邪魔だと思った人を片っ端からブロックをしているようです。
このような対策をすれば当然後々に炎上をする可能性が上がってきそうですが、彼らは短期的なビジネスの構造でそれを防いでいるようです。
・短期ビジネスの構造
ここでの短期ビジネスとは「とにかく炎上しようが稼げればいい」と定義します。
前項でも述べた通り炎上しようが稼げればいいのです。現役エンジニアから指摘されようが一時的に凌いで「騙せる人からお金を回収すればいい」という魂胆です。
炎上して状況がまずくなれば返金して消えればいいだけですしね。これらの流れを今まで何回も見てきました。
ほとぼりが冷めればまた名前を変えて同じビジネスも出来ますし、別教材を用いてビジネスを始める物もいます(株、FX、仮想通貨・・・などなど
その結果Twitterには未だに情報商材を信じてインフルエンサーをを目指す人、被害を訴える人、これからITエンジニアになりたい人、ITエンジニアになりたい人を装って情報商材を推す人・・・など非常に混沌としている状況です。
短期ビジネスに対して指摘をしては潰す流れを繰り返していると「無駄だよ」「イタチごっこだよ」と言われることもありますが、やはり真面目にITエンジニアになりたい人がいる以上、正しいことを発言していく必要性があると思います。ITエンジニア界隈の健全化のためには嘘は嘘と指摘をする必要があるというわけです。
・現実は厳しい
しかし人間は必ずしも正しい事実を信じるとは限りません。
「お金を払えばだれでも簡単に高収入ITエンジニアになれます」という明らかな詐欺でも人は引っかかるものです。
これは有名は風刺ですが
unpleasant truth(不愉快な真実)
より
comforting lies(気休めの嘘)
に人はすがるものです。
真実が分かっていようが自分に都合の良い事実しか信じない人は多いということですね。
そのため現役エンジニアがどれだけ真実を言おうが、現状が改善されることは100%ないと思っています。
しかしほっとけば、身の振りようもない中途半端な人材が育成されていることでしょう。
フリーランスにもなれない、かといって就職も難しい、行動を起こそうにもお金もないし、歳も取りすぎたとなるともう救いようがないのです。
少しでもこのような悲劇が起きないように情報商材屋さんを追い続ける必要があるのです。
「画像引用元」
https://serendipitygreece.com/comforting-lies-vs-unpleasant-truths/
・最後に
これからも自分は情報商材屋さんがいればイタチごっこを続けると思います。
面倒じゃない?とも言われますが企業で採用担当をしている身としては、無駄なお金や時間を費やしてしまう若者を減らしたいという気持ちが勝っています。
これからもTwitterで見かけたら応援をしていただけると助かります。:-)
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