【SIer】詳細設計書とエビデンス不要論について語る。

考察

こんにちは、Workaholicです。

SIerに向けて大変面白い意見を発されている方を見つけたので個人的な経験を踏まえて語りたいと思います。※この意見は自称元SIer出身、現職Webエンジニアの方の発言とのことです。

ツイートが消される可能性もあるので画像も張っておきます。

SIerにおける〇〇不要論

これは個人的な体感の話しですが、Twitter等SNS上ではSIerはIT業界における癌として扱われる事があります。内容としてはSIerはレガシーかつ不要なモノでまみれており、最新技術とは対極にあるとの事でキラキラ(?)としたITエンジニア(主にWeb系)からぶっ叩かれると言うものです。

私自身SIer企業の社員として言わんとしている事は理解できます。ただ物事はそんな単純ではないんですよね。〇〇は不要!!なんていったところで理想と現実は異なりましす、理想も「出来たらいいね」から「現実的に不可能」というレベルまで幅広いものです。

今回は2点の意見がありましたのでそれについて語りたいと思います。

エビデンス不要論

エビデンスをとっても品質は上がらないとありますがそりゃそうです。エビデンスは試験の内容を保証するものです。品質とは関係がありません。なんで結び付けたのは不明です。エビデンスはあくまでも結果の保証であり品質の向上は試験方法、内容によります。(その他品質向上策はありますが語ると長いので書きません)

また捏造が出来るという意見がありますが、それを言い始めると全てのモノに捏造を疑う必要性が生じます。あくまでもエビデンスは正しいものであるという事に基づいて行動します。それが嘘であったのかどうかを評価するタイミングは異なります。(障害時に整合性が取れないなど)そもそも嘘をつく前提でお仕事をすること自体に問題があると思って頂きたいです。

少なくとも試験時点でエビデンスが不要となる理由等は存在しません。エビデンスがいらないなら試験だっていらないです。お客がそれを許容しているならOKなのかもしれませんが、そのようなケースは多くはありません。

エビデンスは資産の正当性を証明するものです。それを無くして生き残れるケースがあるなら教えてほしいです。

詳細設計書不要論

詳細設計書は不要と言う件ですが、詳細設計書の内容の”粒度”はプロジェクトごとに異なりますし、不要な資産も存在します。ただ”無くていい”と言う意見は極端と言わざる負えません。

詳細設計に記載されている点としては以下のような内容が多いです。
※当然これが全てではありませんし、記載が無いものもあります。

・処理フロー
・設定値
・設定根拠
・設定経緯
・修正情報

などなど・・・

簡単に言えば資産作成に必要な情報が記載されているわけです。
これを作るのは時間の無駄!!という意見な訳ですがそれは資産を作成する側の意見です。それを保守する側の意見が含まれていません。

作成した資産を開発時からシステム終了時までお守をするのが確定しているというなら、詳細設計書はいらないかもしれませんね。ただ現実的にそんな事はありません。

保守をする要員は普通に変わりますし、以前に作成した資産の内容を自身が100%覚えていない事なんて普通にあります。障害や修正対応が発生する度に毎回コードを見ながら処理を予想したり、コメントをから読み取るなど時間の無駄です。

詳細設計書の有無を開発速度だけで語るのはナンセンスです。

最後に

ただの批判みたいな文章になりましたが正直それくらいツッコミたくなる内容でした。
当然この文章にも批判は来るでしょうが、エビデンスや詳細設計書が無くてもいいよ!という根拠を携えてきて欲しいと思います。宜しくね!

(=゚ω゚)ノ

過去の関連する記事を張っておきます。

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