「ブルーオーシャン戦略」が既にレッドオーシャン

ITエンジニア

こんにちは、workaholicです。

最近駆け出しエンジニア界隈でWeb系ではなく、インフラ系がブルーオーシャンだという声が聞こえてきました。火元っぽい発言も見つけましたのでその紹介と、ブルーオーシャン戦略の衰退について書きたいと思います。

火元

名前が草

インフラはブルーオーシャン?

今更ですが私はインフラエンジニアです。ITエンジニアとしても、採用者の立ち位置から言わせると今のインフラ界隈はブルーでもレッドでもないです。

これは今まで私が述べてきたことと一緒で、簡単な作業が出来る人達は有り余ってるけど経験豊富なリーダや設計が出来る層は不足気味という事です。

なのでインフラエンジニアはブルーオーシャン!という言葉を真に受けて「AWSの資格を取ればいいのかな?」と考えているようであれば確実に転職は失敗します。

中途採用はオンプレ含め業務経験は必須、未経験採用は前職の知見と人柄で判断します。資格があるから~と言われても、クラウド系の資格も難関と言う訳でもないのでそれだけで優遇はできません。

ただ少なかず未経験者でもインフラエンジニアになれるチャンスは存在しています。その際には「人手不足だから楽勝」という嘘情報は捨てて、自分の強みは何か?それがエンジニアとしてどういかせるか?を説明が出来るようにしましょう。

「ブルオーシャン戦略」がレッドオーシャン

「〇〇が儲かる」という言葉は人はとても関心があります。
しかしこれにはある前提があります。それは「誰もにも知られていない」という事です。

例えば株で例えてみましょう。株と言うのは安いときに買って高い時に売る。あるいはこれから下がると思う時に空売りをします。

株の値段は株の評価そのものです。評価が高ければ上がるし評価が引くれば下がります。

そしてここで「〇〇の株を買えば儲かる」なんて情報がインターネットで出てきたらどうでしょうか?
「買えば価格が上がって儲かるかも?」と思うかもしれませんが、忘れていはならないのは「インターネットは皆が見ている」という事です。その株を買おうと思う時点で既に価格が高い状態で掴まされているのです。既に皆に知られている時点で価格は天井と言っても過言ではないです。その裏で「儲かる」という情報を流した本人は株を売る準備をしていますよ。

話を戻します。インターネット上に〇〇はブルオーシャンという情報が流れていたとします。しかしインターネットにその情報が流れている時点で既にブルオーシャンではありません。大半は商材屋が自分の教材が売れてほしいからブルオーシャンだ!という情報を流しているのです。本当に美味しい仕事であればインフルエンサーが発信する前にレッドオーシャンになっているでしょう。

私が思うにこの戦略にハマる人は少ないかなと言う印象です。このようなツイートに対しては否定的な意見が多くインフルエンサーが良く使う戦法過ぎて全然効いてないな・・・と言うのが感想です。

まさに「ブルオーシャン戦略」がレッドオーシャンという訳です。

最後に

しかしこの戦略をインフルエンサーは辞める事は無いでしょう。それは「騙せる人だけ騙せればいい」からです。ハナからその戦略に気付いている層はそもそも対象ではなく、ブルオーシャン戦略のツイートを見て「私も出来るかも?」と思ってしまうような、簡単に騙せる人を対象にしているのです。

このブログを見ている人にそのような人はいないと思いますが、特定の発言に妄信をしている人がいたら是非「大丈夫?」と声かけをしてあげてください

くコ:彡

※「騙せる人だけ騙せればいい」戦略については以下ブログを参照のこと

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