【2022年】エンジニア採用における高額求人の謎

考察

こんにちはWorkaholicです。
今回はITエンジニア求人の高額求人の謎について解説します。
(2022年の転職市場の現状を踏まえて内容となります。)

え?高くない?

Twitterに限らずインターネット全体で見ると高単価、高収入のITエンジニアの求人を沢山見られるようになりました。特にここ最近ではその傾向は顕著で上記ツイートのような求人をしばしば見ます。

しかしITエンジニアの平均年収を考えるとそんな求人本当にあるのか?と疑いたくなります。全国平均の情報となってしまいますが500万に届いていないことが分かります。(東京などに絞れば500万は超えてきます。)

https://doda.jp/engineer/guide/it/003.html
出展:doda

ただ実際に求人を調べてみると分かりますが、大手転職サイトなどでは年収500万~以上の求人がゴロゴロあります。中には下限を700~800万に設定するなどの求人なども….

実際、私の体感でそれくらいにしないと応募が来ないという状態に陥っています。
しかしこれは転職の希望するすべての層に適応されるものはないのです。
次項にてその層について解説致します。

即戦力を欲す

今企業が欲しいる人材とは「即戦力」です。つまりは経験者を欲しているわけです。
それも欲している経験者は少なくとも業界歴が最低限5年以上、出来ればリーダ経験、マネジメント経験がある層となります。しかしこのような人材は転職市場にはなかなかいません。

弊社でも経験者向けの求人は沢山出していますが、平均年収以上の年収提示を出していてもバンバン応募が来るというようなことはおきません。たま~に応募がきて、たま~に採用に至るレベルです。

その為、現実的に中途採用を行うとなると経験の浅い方や、未経験を育成するのがメインとなります。
これにはそれなりのノウハウや期間など、企業的のナレッジや体力を要するためどの企業でもできる事ではありませんが、行動しない限りは人材を確保することはできません。

結論

結局高額求人の存在理由としては「企業がただ札束で殴り合っているだけ」という事なります。求人は存在していても実際にその求人でどの程度人数が採用されているか?言うとごくわずかです。そのため高額求人が山ほどあるのに、IT業界の実際の平均年収はそれほど高くないというギャップが存在することになるのです。

ITエンジニアなるとこんな高い年収が!?と憧れるものですが、実際のところそのようなお仕事ができるのはごく一部という事になります。ITエンジニアを目指そう!と誘ってくるスクールや教材屋さんは高額求人を餌に誘惑してきますが、簡単な道ではないという事を理解しておきましょう。

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