仕事は多少ミスってもいいよね?という姿勢の駆け出しエンジニアが増えている件

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こんにちは、Workaholicです。

今回も駆け出しエンジニア系で気になるやり取りを見つけたので紹介と、個人的な意見について述べていきたいと思います。

・衝撃

最近はWebエンジニア・Web制作は何かと炎上系の話が尽きないですが、それにも懲りず以下のような発言を確認しました。

え?

言うまでもなくお客に迷惑をかける前提でお仕事をするなどあり得ません。
お客からしたらお金を払ったのに「できませんでした。お金いらないから許して」と言われても「アナタに依頼した時間を返してくれ」となるわけです。

人間ですから物事を100%成功させることは不可能であることは理解していますが、そもそも仕事を出来ないかも・・・という前提で進める事はエンジニアどころか、社会人としてもアウトです。「新人だからしょうがないね」と言うのは新人が言う事ではなくお客さんがいう言葉です。

とんでもない人がいるもんだなと思っていましたが、続けてとんでもない発言を発見しました。

どうやらエンジニアをサポートするお仕事の方のようですが、その姿勢でも大丈夫とのことです。
仕事舐めてるのか?と思いますが、当の本人からすればサポート料が貰えるのであまり関係がないようです。

実際ここまでの話は、私が関わる所は全くないのですが・・・エンジニアの業界としてこのような構造が構築されていく事は当然良くないと思っています。

①とりあえず仕事を受注
②分からない所はサポートに丸投げ
③うまく出来なくても「新人だから許してね」

このような構造が当然となれば、ITエンジニアに対する信頼がガタ落ちですね。

・ミスは当然ではない

前項でも述べましたが、人間なので100%の成功はありません。ただミスをして当然という姿勢は仕事をしてはいけません。偶発的な問題によって仕事の遂行が難しい場合を除き、基本的には仕事を遂行する契約をしているわけですから、それが出来ない場合には損害賠償が発生する場合があります。

しかしこれをあまり理解できていない人が多いようで「この程度の事で損害賠償なんて・・・」と発言をする方もいました。ですがこれは”仕事”です。遊びの延長線上のモノと勘違いしてはいけません。

・逸失利益

逸失利益という言葉をご存じでしょうか?本来行われるべきものが出来ておらず、そのせいで逸してしまった利益と言う意味です。

詳しい話は専門家のページを見てね。

これは大規模なシステム開発から、小規模なWebページ開発でも言える事です。
本来であれば出来ているはずのモノが出来ないばかりに受ける影響範囲はとても大きいものです。
だからこそ「お客には言わないが、チャレンジでやってやる!」という姿勢は危険ですし、大変迷惑です。

初心者がなんとかして仕事を取りたいために無理をしてしまう事はなんとなく理解できます。
初心者のフリー案件市場はレッドオーシャン化が激しいですからね。ただだからと言って、サポーターに頼る前提で自分の実力以上の案件に手を伸ばすことは間違っています。

※こちらも参考になります。
損害は8500万円以上ですが、「責任限定条項」があるので500万円しか払いません!

https://atmarkit.itmedia.co.jp/ait/articles/1904/02/news019.html

・最後に

仕事をする場合にありのままの自分の実力を伝えて、お客様と相談したうえでお仕事をするようにしましょう。
そうしなければお互いの利益にもなりませんし、エンジニアに対する不信感を募らせてしまうだけになります。
※それで仕事が取れるかどうかはアレですが

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