【Twitter】「1000万の基幹システム」を考察する。

考察

こんにちは、Workaholicです。

今回もTwitterで面白い投稿を見つけたので解説をしたいと思います。

基幹システム案件を受注した件に関するツイートでしたが現役エンジニア達これに対して多くの違和感を覚えました。次項にて解説をしていきます。

違和感

・え!!基幹システムを1000万で!?

まずこの皆さんはこれに驚いていました。当然私もです。
1000万円でできらぁ!」ってリプをくれた方もいたのですが内訳を教えてはいただけませんでした。

そもそも基幹システムとは?なのですが「企業の業務を行う上で根幹をなすシステム」の事を指します。基幹システムなしには企業は成り立ちません。

例えば企業が業務をする上で以下のようなシステムが必要です。

・生産管理
・販売管理
・在庫管理
・受発注管理
・財務/会計
・勤怠管理
など・・・

一口に基幹システム言えど様々に分類されています。
これらを統合したERPパッケージ等もあり導入コストもお安くなっているとは言え、1000万円で準備が出来るレベルではありません。システムを構築して提供するという事は一から要件定義をし、それを顧客の要望に合わせてカスタマイズを行う必要性があります。「インストールしたからあとはどうぞ」とはなりません。

基幹システムでなくてもシステムを作るというのはそれくらい労力(工数)がかかる物なのです。
特に元ツイートには規模感の記載はありませんでしたが、予算1000万円とのこと

単価80万と仮定して、3人×4ヵ月だけでも960万円です。いくら規模感が分からないとは言え、小規模でも基幹システムと名乗る物が出来上がるほどのチームビルディングも出来ず、開発期間もあるとは思えません。

ちなみにこれにはパッケージ費用もハード費用等の諸費用も含まれていません。元ツイートの開発費用の内訳は分かりませんが、正直パッケージのライセンスだけで1000万なんて飛びます。そこの詳細は確かめようのない事ですが、少なくもその費用を含まなくても1000万円で開発はまずないという事だけ理解して頂ければOKです。

・要件定義後に決まる予算

予算が決まってから「見積をしている」との記載があるため、概算見積で1000万という判断のようですね。しかし概算見積言えどその価格が2倍、3倍となることはありません。(そんなブレブレはもはや見積もりではありません。)

開発とありますので一からWebシステムでも作るのかな?と思いますが、予算的にまず違うでしょう。小規模という可能性もありますが、それならわざわざ外注する必要性や一から作る必要性のメリットは感じません。既存のクラウド型サービスの導入を行えば事足る事でしょう。しかしそうなると「開発する」ってなんなんだ?となるので謎は深まるばかりです。

・予想

これはあくまでも予想ですが、おそらくERPパッケージに導入のカスタマイズ事を開発を称しているのかなと思っています。(ハード費用、ラオセンス費用、カスタマイズ費用、サポート費用、トレーニング費用は抜きで)
それでも開発期間やチーム体制的にも激烈ハードだなと思いますが・・・
実際の相場観的には中小企業なら価格は3~5倍、大手なら0が足りないです。

・最後に

自分の経験上の予想をつらつらと述べましたがまずは本人からの詳細を待ちですね。
何かしらの情報に誤りがあるはずなのでそれが訂正されない限りは不明のままです。
(※普通ではないという事は確かですが)

もしこれが2~3人で安請け合いしてWebシステム作るとか来たら新しい伝説の始まりです:)

・オマケ

上流におけるシステム構築のお勉強が出来るので気に方はどうぞ

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