【マシュマロ詳細回答】ITエンジニア採用で採用者が見る点

マシュマロ

こんにちは、Workaholicです。
最近は就職関連の質問が採用者側、応募側とも良く来るので解説をしたいと思います。

質問

回答

どのような着眼点で採用を行えばよいか?という採用者側からの質問でした。
私自身SIer企業にて採用者としても業務を行っているので、その観点でお答えしたいと思います。

中途と若手という事なので「経験者採用」と「未経験者採用」の二つのケースに分けて解説をします。

経験者採用

経験者採用においてはとにかく実務経験重視です。採用後は即案件に参画をしてもらう前提となりますので採用企業が求めるスキル要件を満たしている事は必須です。(多少の考慮はありますが)

わざわざ言う必要性は無いとは思いますがスキル要件は独学では満たせません。
独学(プログラミングスクール含め)は経験者採用の対象ではありません(稀に勘違いしている人がいるので書いておきます。)独学と実務で得られる経験には大きな隔たりがあります。
採用後に実勢投入できない時点で経験者採用の対象ではないと認識しておいてください

基本的に実務経験重視となりますが、更に以下の点の経験があればポイントは高いです。
・リーダ経験がある。
・他社交渉やお客との打ち合わせ経験

リーダ(マネジメント)経験

PMなのかPLなのか?あるいはどの程度の人数をコントロールしていたのか?等の幅あると思いますが、とにかく人にリーダ(マネジメント)経験がある事はとてもポイントは高いです。

一部層からは「誰でもすぐ出来る」と言われることもありますが、コミュニケーションスキル作業全体を見通すスキルが必要となり、誰もが簡単にすぐ出来る事ではありません。それなりに業界歴が長くないとこれらのスキルを身に付けることはできません。

平均的にですが5~10年程度の実務を経験してからでないとこのポジションは経験できないです。
基礎を身に着けてからでないと出来ない事なので、育成までに時間がかかるという訳です。
時間がかかるにしても育成さえすれば数は増えるだろう思われがちですが、この層はめちゃくちゃ人手不足です。

・そもそもリーダになりたがらない
・大手に引き抜かれる(異業種含め)
・業務の過負荷で辞める

などなど、色々な理由がありますがITエンジニアに限らず、マネジメントが出来る人材はどこでも欲しいのです。人材不足ゆえに過負荷でドロップアウトすることもありますからね・・・

自信を価値あるITエンジニアにするにはリーダ(マネジメント)経験は必須と言えるでしょう。

他社交渉やお客との打ち合わせ経験

そのままの意味で他社との打ち合わせをの経験があるかどうか?という事です。
内部的な打合せとは異なりそれなりの責任をもって対応する立場となります。

営業スキル、交渉スキル、プレゼンテーションスキルが大きく問われます。
このスキル自体も自身がやっている事を深く理解し、人に説明が出来るほどの実力を有している必要性があります。コンサルタントしてガツガツ動ける人が良い!とまでは言いませんが、社外の人とのコミュニケーションが取れるだけでも十分レベルは高く、評価のポイントも高いです。

未経験者採用

未経験者採用では「吸収力」「コミュニケーション能力」を見ます。
いつもこの話をすると「技術力は?」と聞かれます。ごもっともな質問だと思いますが殆どの場合、未経験者に技術力は求めていません。流石にPCに触ったことは無いですではお話になりませんが(見たことないけど)プログラミング能力は有していないからダメとはなりません。吸収力の内容にて解説をします。

吸収力

ここでいう吸収力とは実務を覚えるスピードの事を指しています。

定量的に「前職で〇〇を何ヵ月経験して〇〇が出来るようになりました」とアピールして貰えると分かりやすいですね。とにかく実務を覚えるスピードが速さがあると良いでしょう。

これを強く推している理由としまして、中途採用の話の中でも書きましたが、中途採用者には技術力を期待します。しかし未経験者には技術力は期待しません。それは独学と実務で得られる経験に大きな隔たりがあるからです。その為、就職をする段階でどんなに技術アピールをされてもまともな企業ではほぼ無意味です(人手不足の零細なら有効かもしれませんが)

技術力は実務を通して学ぶのが基本的な流れですので、それを早く習得できる能力を有することが大事なのです。(資格等に定量的に技術力を示せるものは事前にとっておいた方が良いですが)

コミュニケーション能力

これは中途採用で書いたような社外とのやり取りのような高度なコミュニケーションは求めていません。普通に仕事を行う上で必要なコミュニケーション能力を有してる事を証明できればOKです。

・分からない事を確認する。
・自分のやっている事を正確に伝えられる。
・他部門、他部署と連携が出来る。

社会人であれば基礎とも呼べる能力ですが、案外出来ない人も多いものです。
これらの事が出来る事を、前職の経験を踏まえて説明が出来るようにしましょう。

異業種の知見(おまけ)

これは誰にでも当てはまる物ではないのでおまけとして書きますが、
ITエンジニア採用の中には特定の異業種の知見を求めて採用をする場合があります。

・金融系のエンジニア採用として、銀行業務に知見がある人を採用する。
・ERPパッケージ導入のエンジニア採用として、人事、財務、会計の知識がある人を採用する

などなど、特定業種の経験がある採用方法だとその強みを生かすことが出来ますので採用率も高まりますし、過去の業務歴を存分に生かして仕事をすることも出来ます。求人を探す際にはそのような求人があることも念頭に置いておきましょう。

最後に

私見で採用時に見ているポイントを並べてみました。
当然これだけ見ているわけではないのですが、これらは特に重視をしている点です。
ITエンジニア転職であれば通用する内容だと思いますので、転職活動際には是非活用してみてください

・営業

有料になってしまうのですがこちらでも個人に合わせて詳細にキャリア相談を対応いたします。
気になる方は是非どうぞ:-)

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